ベンチマークテスト¶
ベンチマークとは、標準化された一連のテストを使用してシステムのパフォーマンスを測定および比較するプロセスのことです。システムのベンチマークスコアを 追跡することは、ハードウェアまたはソフトウェアコンポーネントがシステムパフォーマンスにどのように影響を与える可能性があるかを識別する客観的な方法を 提供します。たとえば、コンピュータービジョンのベンチマークテストから得られたベンチマークスコアは、GPUのアップグレードが必要かどうかを示します。
PSYGIG Mobility IoT SDK には、組み込みシステムの最も基本的なコンポーネントと機能のパフォーマンスを測定するために設計された包括的なベンチマークテストが含まれています。
Benchmark Testing APIには、組み込みシステムへの統合に適した多くの機能が含まれています:
そのまま使用できます。 psybench を 実行する
フルベンチマークテストスイート:
CPU |
|
GPU |
|
RAM |
|
Storage devices |
|
Network |
|
Computer vision 1 |
- 1
ステレオマッチング、オプティカルフロー、視覚オドメトリ、SLAM、オブジェクト検出、オブジェクト分類、オブジェクトトラッキング、3D推定、速度推定
カスタマイズ可能で拡張可能なベンチマークテスト
PSYGIG診断プラットフォーム に内蔵されているあなたのデバイスの比較チャートを見る
ベンチマーク結果からHTMLレポートを生成する
注釈
ベンチマークテスト 機能は開発中です。 この機能をベータテストすることに興味がある方は、 連絡 ください。
ベンチマークテストの実行¶
完全なベンチマークスイートを実行するには、付属のスタンドアロンバイナリ psybench
を実行するだけです。例:
psybench -f json -o benchmark-results.json
オプションの完全なリストは psybench のマニュアルページ を参考ください。
PSYGIG SDK APIの使用¶
Benchmark Testing APIには、 単一のヘッダーファイル を含めて libpsyiage
共有ライブラリをリンクすることによってアクセスできます。詳細については、 アドバンス設定 - libpsyiage を使ってアプリケーションを構築 を参照ください。
CPUベンチマークテストの実行¶
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 | #include <psyiage/psyiagesdk.h>
int main(int argc, char **argv)
{
psyiage_handle pah; // handle to psyiage instance
/* ... Initialize code omitted for simplicity ... */
// Run CPU benchmark test
float cpuscore;
rc = psyiage_benchmark_run(pah, PSYIAGE_BENCH_CPU, cpuscore);
/* ... Cleanup code omitted for simplicity ... */
}
|
サンプルベンチマークJSON結果¶
{
"BenchResults": {
"Type: "CPU"
"StartTime": 1547534065,
"StartTimeOfDay": "2019-01-15 15:34:25",
"TestDuration": 23,
"Score": 1843.8
}
}